■ 気仙大工

末広(扇垂木)

 ←込み栓強度試験ー1 →電動工具「火災か」?
現存する「奈良時代」に建てられた寺院の屋根の
隅の軒裏多く見られれる。「扇垂木工法」

扇子を開いた形に垂木を取り付けてあるのは見た方が
あると思うのです。「大工」に取ってどの様に現寸を
出しかが頭を捻る所であり、又難問でもある。

FI1258294_4E.jpg

明治時代に建てられた土蔵の妻面の小窓の
庇に壁屋さんの漆喰「鏝絵」と言っても過言ではない。
大工は「四角な木の垂木」を変形な癖を取って取り付けます。
勿論垂木1本1本微妙に癖があるので大変な作業です。

奈良時代恐らく「朝鮮半島」からの流れだと思うのです。
当時の建物の垂木は円形で、現在のような四角のは
先人が考え出したのではないかと考えられるのです。

0125-00.jpg

円形垂木は微妙な癖を取らなくても自由に取り付け
られる事が出来たからです。大陸でも恐らく考えたのでは
無いかと思うが、資料などではまだ見たことがない。

垂木の軒先での間隔がまた大変なのです。図面に丸円が
垂木と垂木の間に正確に入らないと偽者になってしまう。
そこで、現寸をパソコンで書いて見たところ全てが
均等に行くではないの、現代兵器といった先端の機械だと
大きな現寸場がなくても、コンマ何ミリまで寸法が
出せるではない。

012502.jpg

気仙でも明治の棟梁が大きな平屋建て民家の軒先4面全部
「扇垂木」工法で作られたのが何軒かが現存しています。
この様なトテモ手間にも成らなく、面倒な仕事を行なった
ものだと関心するしかないのです。
現在のように夜なべしても明るい夜ではないのです。


昼間の僅かな、昼休みなど時間に考え工夫されたものだと
考えますが、でも今の便利な時代でも職人さん判っている方が
多いと思いますが本当に足場の掛かった軒先屋根で仕事を
されたものだ。・・・・・・「雀と大工は軒先で泣く」の例えが判る。

0125-01.jpg

以前模型屋根の時に、正確に書いた図面参考までに。

関連記事


もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png ケセン語
もくじ  3kaku_s_L.png 気仙大工
もくじ  3kaku_s_L.png 節・節
もくじ  3kaku_s_L.png 木造建築
もくじ  3kaku_s_L.png 古民家
もくじ  3kaku_s_L.png 未来が見えた
もくじ  3kaku_s_L.png 気仙三十三観音
もくじ  3kaku_s_L.png 木造建築の謂れ
もくじ  3kaku_s_L.png 定点観測
もくじ  3kaku_s_L.png ■ 気仙大工
もくじ  3kaku_s_L.png ■ 伝統構法
もくじ  3kaku_s_L.png ■ ケセン語
もくじ  3kaku_s_L.png ■ 木造建築
もくじ  3kaku_s_L.png ■日記
もくじ  3kaku_s_L.png 伝統構法
もくじ  3kaku_s_L.png ■ 古民家
もくじ  3kaku_s_L.png ■ 節・節
もくじ  3kaku_s_L.png ■ 定点観測
もくじ  3kaku_s_L.png 
もくじ  3kaku_s_L.png 超番外
  • 【込み栓強度試験ー1】へ
  • 【電動工具「火災か」?】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【込み栓強度試験ー1】へ
  • 【電動工具「火災か」?】へ