■ 木造建築

耐震診断進まず・・・・・・・の見出し

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今朝の「岩手日報」朝刊なかの6ページに・・・・・・

田中文男0034.JPG新聞記事に果たしてどれだけの方が関心を持つだろう。壊れないと目が開かないのだ。

震度6うちは大丈夫だから過信
耐震診断進まず・
・・・・・大文字の見出すが

県計画の半数ペース
専門家「宮城県沖は別」との中文字
・・・・・・と目を引く文字で注意喚起の記事


2.jpg建物強度がなくなった外観。このような光景は2度と見たくない。

>低迷原因について、制度の周知不足と2008年度、「岩手宮城内陸地震」
「岩手北部地震」での被害が少なく耐震性への過信があるとの見方が、
影響しているのではないかとの記事内容。<


もちろん2つの地震の震度が「7.2と6.8」と法律が謳う6.0より大きかったのは
事実。「岩手宮城内陸地震」被害の調査に来られた木造建物専門研究者との話でも、
つくり方の違いを指摘する話を、酒の席での気楽な会話で教えていただいた。
先人の棟梁等が建てられた建物に被害少ないのは現在のつくり手としては安堵を
覚えるのです。


15.jpg35年以上前に建てられ、施主が建築関係指導者だと後から聞いた。

法律による「建築確認」を受け「確認」施工された建物が、法律が変更になるたびに、
「既存不適格」という烙印を押され、建て主に「耐震診断」の負担を要求することの
重大性をどう考えているのだろう。
我々現場にいるものとっても、補強修理の大きな負担には我慢ができないのです。
確かに「安全・安心」のためにも行なうなと言いませんが東北の寒村の高齢者が
多い中、耐震補強をせよとはとても言い難い。命の尊さは理解しても収入の乏しい
生活者に倒壊の危険性説明することは「設計者・建築士」は率先しての奨励は不可能である。


25.jpg2階窓から家具類が飛び出し危機を免れた。

7年前の2003年5月26日夕方発生した「三陸南地震」(岩手県大船渡市・衣川村・
平泉町・室根村・江刺市)(宮城県高清水町・桃生町・石巻市・涌谷町・栗駒町・
金成町)などが「震度6弱」を記録、その周辺でも「震度5強」のかなり大きな地震
であった。

当時の「建築基準法」建てられた2棟、1棟は「建築基準法」を真摯に遵守した。在来木造住宅、
もう1棟は当時の時代の先端を行く「工業化住宅」が全壊という判定を受けた。このように法律を遵守した建物2棟が倒壊に至らなくても「全損」とは住まい手に取っては重大なことである。危険を感じ屋外に飛び出しも屋根瓦の
落下で負傷もされたが、倒壊を免れたという事は不幸中の幸いである。

24.jpg時代の最先端で作られたプレハブ住宅がよもや全壊するとは夢を見ているようだった。

基準法以前の建物まで、無理に法に合わせる愚か行為には反対するものであり、どんなに
高度な計算が正しくても、現法での「補強」は無理を生じるのではなかろうかと考える。
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