■ 木造建築

「自由水・結合水」てなあに?

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四年前に伐採した「桧」を置き場に放置していたら、幹の外側部分の
白太部分が完全に腐食した状態、薪にしようと鉞で割ってみました。(写真)

0824-1.jpg放置材の時間経過

木材の中の水分は自由水と結合水に分けられます。
外皮側の白太部分は成長に欠かせない「水」移動作用する部分であり。
「自由水」部分である。木材の細胞内腔や細胞壁の間隙に液状で存在する
水分また保水構造のため、常に「水」を欲しがる。

年輪でも「赤身」がかった所は、非結晶領域の強制物質と水素結合した
水分自由水が無くなり、結合水のみになった状態のときの含水率が繊維飽和点
「結合水」いわれます。

白太部分の材料を使う場合は、建物の高い乾燥場所使用し、湿気等の発生する
所は避けて、赤身を部分使用したほうが良く、乾燥材であっても地表に近いところや
風通しの悪い場所などに使用すべきではないのです。

研究者は完全乾燥なら構わないといいますが、現場見ていない研究者の話などは
鵜呑みにするべきではないのです。
最後のツケは「住まい手」の責任と逃げられます。また完全乾燥など木製品は
人間では「ミイラ」であり、「吸湿作用」まで亡くなってしまうのは誰も言いません。

大手ハウスメーカーは現在盛んに「本当の木の家」などと宣伝していますが、
欠陥を恐れるあまり、木材産地などには大きな縛りをもって15%以下の材を
使っているが、ホドント「吸湿作用」がなく、広告に踊らされる現在の住宅情報は
住まい手が信用するのは、「住まい手」の勝手だということになっている。

確かに「吸湿作用」が無い木材は「変形」はありえない。だって繊維を殺せば
もう「木」ではなく、「化学建材」と同じであると考えるべきです。

「自由水・結合水」は生きた「木」であるという証拠です。
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