■ 伝統構法

現代棟梁 田中文男

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0825-1.jpg表紙

INAXギャラリー出版が1998年初版を世にだした。・・・・・・・歳は60代半ば頃
現在は第二版3刷・・・・まで増刷、世に出まわっている。果たして読んでいる大工は何人??
80数ページ~本体定価1800.―税別、「大工世界」を書いた本でこんなに売れている
本はないと思う。

0825-2.jpg裏紙

先日インターネット誌「ケンプラッツ」08月19日号では「規格外・宮大工」と言う
何方がつけたのか話題になっているが、果たして現場を知りえて書いたとも思わない。

我々には「超越大工」が当てはまるのではないか。大工道を越えた大工である。

0825-3.jpg目次


「大工の道」を色々と本に書いているが、住宅から宮大工、歴史ある民家などの修復・復元、最後は古代建物の復元で、佐賀県「吉野ヶ里遺跡」高床建物の復元と、常に一つの事に拘らず、与えられたテーマを研究、木造建物の奥義を追求した姿勢が
「現代棟梁」と名を知らしめたのではないかと思う。
木造建築は多岐多様な分野があり、そのテーマに向かって挑戦した証が、この様な本として纏められたと考える。
それが今我々に生きていく指針になり、大工を「志」若者へ乗り越えて来いと言っているのだと思う。

0825-5.jpg中世代、職人世界

8月9日の「訃報」後、この「ブログ」で触りを書いているが、田中棟梁の足跡を知れば知るほど、大工の奥義が見えてくるようです。
我々の世界では自己中心が9割以上で、冷静に他人の背中を見られる方は
100人中10人とはいないと確信する。
(欠点を拾うことに皆、熱心である。裏を返せば自分の仕事も相見られているに気がつかない。)

よく古民家や新築建物など見学に行くと、古民家構造を自己流で解説する方が大半、新築建物などに行くと
一番嫌がる「隅」を批評する方も大半です。建物仕事見学は「空間」
処理をどの様に処理したかではなく、柱の隅から45度の留めがずれているとか、
たわいない所しか口に出しのは、この辺り視覚しかないと直ぐに判断できるものです。

0825-4.jpg中世代、職人世界仕組みの解説

もちろん「研究者」なども「自己中」は酷く、何故か権威丸出しの研究者が多い。
田中棟梁は「おいと」誰かをそれと呼んだが、やはり権威を肩にかけている連中には容赦なく呼んだ。
確かに「頭脳優秀」と言っても、口先で他人を舐めて掛かる方にボロクソであり、
それほど「研究と実践」に没頭した真剣さの表れであったと考える。

木造建物を追求しだしと、遠い道を歩く以上に長く曲がりくねった道を行くが如しであり、ゴールは果てしないものだと思う。
其の最後は「伝統構法」をボロクソニした大学研究者の詭弁を現場人として覆い尽くせなかったのは「無念」であったと考える。
しかし「先人」が残した色々な分野を現場人は追求せよと、この「現代棟梁 田中文男」本に裏を返せば語り掛けているのではないのか。
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