■ 伝統構法

「高倉」

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地方によって様々な「民家工法」があるものです。この建物倉は面白い形である。

018-01.jpg 何となく見た感じがほっとする

「太い柱4本+地貫」だけの工法、現建築基準法で適用できる法律があるのだろうか。

日本の南の地域に建つ「倉」なのだそうですが、果たして建築の専門研究者は
「現法」に当てたら何と解釈して説明するのだろう。

018-02.jpg 建物説明


筋交いも無く、太い柱を見ると倒れると想像する方がいるだろうか。
このような建物でも、地上に建つ以上は「法律」によって役所から確認を
受けなければならない。果たして誰が「OK」を出しのだろう。

建てられた年代不詳ですが、移築民家として36年前大阪府指定有形文化財
としてされている。

018-03.jpg 梯子の頂点


奈良時代の寺院建物にはこのような「丸形柱」で見るからに安心する建物が多い。

説明板を読むと「奄美本島」宇検村部連集落に建てられていた「高倉」。
太い柱の材料はツバキ科「イジュ」(ヒメツバキ)という固くネズミの爪も立たなく
登る事が出来ない。

018-04.jpg 床組みの鼻先が面白い


平桁の上に、均し材、竹を組んだ床で組まれ、高度な技術よりもこのような地域でしか
出来ない工法が珍しいと感心した。また「梯子」も丸太に刻みを入れた単純な工法。

018-05.jpg 何処から見ても違和感ない。

「高温多湿」な気候風土に逆らわない考えといい。
現代人の空調・高気密・高断熱などとは180度の考えの違い、
この建物が無言の説明しているではないのかと思う。
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